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マグネシウムLINK集

クロロフィルの構成要素として知られ、また、ヒトの生命維持にも必要な元素である。苦い味に由来して、肥料の業界などでは俗に苦土(くど、bitter salts)ともいい、肥料取締法による苦土肥料の公定規格もある。豆腐を作るときの凝固剤であるにがりも、主成分はマグネシウム塩である。マグネシュームと書かれる場合がある。

マグネシウムはベリリウムと共通した化学的性質を有しており、両元素とも酸化数は常に2価で、化合物は炎色反応を示さない。ただし陽性はマグネシウムの方がベリリウムより強い。このため、ベリリウム化合物は共有結合性のものが多いのに対し、マグネシウム化合物は他のアルカリ土類金属よりも幾分共有性を帯びるものの依然イオン結合性のものが多い。また、ベリリウムは両性元素であるため酸にもアルカリにも溶けるが、マグネシウムは塩基性が強いため酸には溶けるがアルカリには溶けない。

マグネシウムを過剰に摂取すると、下痢を起こす。これを逆手に取り、クエン酸マグネシウムなどは大腸検査のときの下剤として使われる。また、便秘の不快症状を緩和する目的の下剤として酸化マグネシウム(通称カマ)が投与される場合がある。弱いアルカリである酸化マグネシウムや水酸化マグネシウムは、胃酸中和のために胃腸薬に配合される。食品では、豆腐や天然塩などに含まれるにがりからマグネシウムが微量に摂取される。過剰摂取により高マグネシウム血症を引き起こすため注意する必要がある。なお、近年のダイエットブームにより、にがりの過剰摂取で死亡した事例もあるので、安易な過剰摂取は厳に慎むべきである。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



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